白髪 改善

　白髪は、色素幹細胞のDNAの損傷が原因ですが、紫外線のような外的要素だけでなく、ストレスなどの内的要素も関与していると考えられています。

ストレスを解消するための運動や趣味、生活習慣や食生活にも目を向け、規則正しい生活を送り、バランスのよい食事を摂ることが白髪の改善につながると考えられます。

悪い生活習慣としては以下のものがあります。

・野菜より肉類が好き
（血管に中性脂肪がたまって血流が悪くなり、毛母細胞など、身体の隅々まで血液が行き渡らなる）
・たばこを吸っている
（血管を収縮させるため、全身の血流が悪くなり毛母細胞へ栄養がいかない）
・夜更かし
（睡眠中に毛母細胞を修復するのだが、それができなくなる）
・運動が好きではない
（血流が悪いため毛母細胞に栄養がまわらない）
・無趣味
（ストレスが発散出来ずらい）

どれも本気で取り組まないと改善は難しいですね。

また白髪の改善のためのサプリ、漢方などを服用することもひとつの方法です。

タグ：改善 白髪

白髪の原因はメラニン色素を作る「色素幹細胞」！

　メラニン色素というと「色素沈着」「しみ」「日焼け」のイメージですね。

メラニン色素＝日焼け止め　と反射的に思うのではないでしょうか？

お肌に大敵！メラニン色素。なんですが、ここではそのメラニン色素が
減少してしまって、白髪になる・・・というお話。



　多細胞生物が老化する仕組みは古くから諸説あって、未だ謎に包まれています。

白髪も典型的な老化現象の一つで、加齢やストレスの関与は知られていましたが、その仕組みについては不明でした。が、2009年6月に白髪発症の仕組みが解明されました。

　東京医科歯科大学・難治疾患研究所・幹細胞医学分野の西村栄美教授らの研究グループは、金沢大学、（株）コーセー、北海道大学などとの共同研究で、身近な老化現象である白髪がおこる仕組みを解明しました。黒髪のもとになる色素幹細胞がゲノム損傷ストレスにより分化成熟し自己複製しないため幹細胞が枯渇し白髪になることが明らかになりました。さらに、幹細胞において幹細胞性チェックポイントなるものが存在し、その品質によって幹細胞を分化させるかどうか幹細胞運命を制御することで幹細胞プールの質と量を制御していることが明らかになりました。再生医療における安全性向上やアンチエイジングに向けての新たな展開が期待されます。この研究は金沢大学在任中からの文部科学省科学研究費補助金・若手研究（S）や、その他複数の助成金の支援のもとでおこなわれたもので、その研究成果は、国際科学誌Cell（セル）に、2009年6月12日付で掲載発表されました。 引用元：東京医科歯科大学プレスリリース

幹細胞は、すべての細胞のもとになる細胞です。
２つの能力を持っています。

・自己複製：自分自身を無限に複製できる能力
・多分化：特殊な機能を持つ細胞へと分化する能力

色素幹細胞は、自己複製できるだけでなく、メラニン色素をつくる色素細胞（メラニン細胞）へと分化することもできます。

DNAに損傷を受け、この損傷を修復できないと判断すると自己複製機能が失われ、すべて色素細胞へと分化してしまいます。

色素細胞は、毛髪の成長期にはメラニンを生成し続けます。しかし、色素幹細胞が複製できないため、その数は減少します。つまり色素細胞の数が減少してしまうことになり、次に続く色素細胞がなくなっていくことで、白髪が増えるというわけです。


また、ヒトの早老症原因遺伝子（ATM遺伝子）が、幹細胞の働きを監視する機能を持ち、幹細胞の質を維持することで、幹細胞が分化して枯渇してしまわないように働いていることも明らかになりました。

加齢とともにこの監視機能が失われることで、複製・分化のバランスが崩れてしまい、黒髪を保てなくなります。

原因は解明されましたが、白髪の根本的解決にはまだ時間が掛かるでしょう。

タグ：メラニン色素 色素幹細胞

白髪 対策

　白髪の対策として実践的な方法は色々あります。

代表的なものに「白髪を染める」方法があります。

白髪染めでなくても、美容室でおしゃれなカラーリングをされている方は
多いと思います。

美容室でのヘアカラーは出来映えは素晴らしいのですが
髪へのダメージが心配なのと、費用がかかることがデメリットです。

髪が伸びると、伸びた部分が汚くみえ、継続的に染めなければならないからです。
この出費はバカになりません。

髪を染める施術を主に「ヘアカラー」といいます。
ヘアカラーの用語には以下のものがあります。

「ワンタッチ」：根元から毛先まで一気に塗布する方法
「リタッチ」：既染部と新生部に分かれていて、それを均一に染める方法
「ホイル(ワーク)」：ハイライト・ローライトで髪に立体感を出す方法
「グレイカラー」：白髪染めのこと
「ブリーチ」「脱色」：髪の毛の色素を落とす方法
「脱染」：ヘアカラーによって染まった色素を落とす方法
「マニキュア」：髪の表面に付着させて鮮やかな色彩にする方法

ヘナや白髪の黄ばみを取る「ホワイトニング」もヘアカラーです。

美容室では「白髪染め」も含めて「ヘアカラー」と総称してますね。

明るい色にカラーリングする場合は、白髪を染めるには技術者の腕によるとのこと。

暗い色で染めれば白髪は目立たなくなりやすいのですが、明るいと染まりにくいそうです。

希望通りに白髪を染めてもらえないようなら、美容室を変える手もあります。

結構、差があるようです。


『今までずっと美容院でしてもらっていたんですが、出費がかさむので自宅で簡単にできるものを探し始めました。調べ始めてこんなに種類があったのかとビックリ。どれがいいか迷ってしまってなかなか選べません。』
こんな方、多いですよね。

「白髪染め」には３つのタイプがあります。

・ヘアカラータイプ（薬剤を混ぜる）：直ぐに染まる、ダメージが心配
・トリートメントタイプ（シャンプー後に使う）：染めながら髪のケア
・シャンプータイプ（シャンプーとして使う）：時間が掛かるので、気長に使い続ける

TVでよく流れているのはヘアカラータイプが多いですね。
最近はワンプッシュで、ブラシの部分に泡状に薬剤を出して、手軽さをアピールしてます。

しっかり染まるのですが、髪の色素を分解するので


簡単に、自宅で、低コストで、出来るものはないか調べたところ
髪への負担が少なく、簡単にできる「利尻ヘアカラートリートメント」がありました。

・無添加で髪を傷めない
・トリートメントを同時に
・１回分約２００円

色も３色（ブラック、ダークブラウン、ライトブラウン）

これは「ヘアマニキュア」です。

もともと髪は、ぱさついて潤いがないと白っぽく見えます。
シャンプーを変えて、潤いのある髪になると白髪は目立たなくなります。

もう一歩踏み込んで「マニキュア」をしてしまう発想です。


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タグ：対策 白髪 利尻ヘアカラートリートメント